フランスの人気作家、ギヨーム ミュッソ(Guillaume Musso)の紹介
現在、ギョーム ミュッソ(Guillaume Musso)のCentral Parkを読んでいます。400ページを超える作品で、個人的にも忙しかったりして、読了までもう少しかかるので、私のお気に入りのギョーム ミュッソについて紹介したいと思います。
1974年生まれのミュッソの作品は以下の表の通りです。邦訳された作品が3作品と映画化された作品が1作あります。2004年からは毎年1冊づつ書いていますが、いずれもヒット作になっています。
タイトル | 発行年 | 文庫化 | 日本語翻訳本 | 映画化 | AmazonFr 評価 | ボンボン 評価 |
Skidamarink | 2001 | |||||
Et après.. | 2004 | 2005 | メッセージ、そして愛が残る(2010) | 2009年映画化 | 3.9/214 | 読了 3 |
Sauve-moi | 2005 | 2006 | 天国からの案内人(2009) | 4.0/200 | 読了 3 | |
Seras-tu là ? | 2006 | 2007 | 時空を超えて(2008) | 映画化予定? | 4.3/160 | 読了 3 |
Parce que je t'aime | 2007 | 2008 | 4.0/224 | |||
Je reviens te chercher | 2008 | 2009 | 3.9/156 | |||
Que serais-je sans toi ? | 2009 | 2010 | 3.6/133 | |||
La Fille de papier | 2010 | 2011 | 4.2/275 | 読了 4 | ||
L'Appel de l'ange | 2011 | 2012 | 4.2/326 | 読了 4 | ||
7 ans après | 2012 | 2013 | 3.3/257 | |||
Demain | 2013 | 2014 | 4.4/481 | 読了 4.5 | ||
Central Park | 2014 | 2015 | 4.1/650 | 読中 | ||
L'instant présent | 2015 | 3.6/325 | ||||
La Fille de Brooklyn | 2016 | 4.0/205 |
ボンボンも7作も読んでいます。最初の作風はロマンスっぽい感じだったけど、最近はサスペンスの要素が強くなって、私にはそっちの方が面白いですね。日本で言えば、宮部みゆきや東野圭吾という作風です。Amazonフランスで最も評価の高かったCentral Parkは、やはりなかなか面白いです。
ギョームミュッソの作風で必須なのは、アメリカを舞台にした作品であること。特にニューヨークやサンフランシスコやボストンがよく出てきて、日本人にも馴染みやすかったりします。これは、ミュッソが19歳の時に、アメリカに憧れて、数ヶ月間アイスクリームショップでアルバイトしながらすごしたのがベースになっています。同じように、フランスの人気作家、マークレヴィ(Marc Levy)もアメリカを舞台にした小説を書いています。二人ともとても人気があるのですが、個人的にはサスペンス要素の強いミュッソの方が好きです。
韓国では超人気作家のようで、必ずといっていいほど、翻訳本が出るようです。なるほど、韓流ドラマの急展開のサスペンス、ラブロマンスの要素を含んでいるので、納得できます。私は個人的に、ミュッソの作品が翻訳されたり、テレビドラマに採用されれば、とっても人気がでると思うのですが。。。
ということで、今後も応援していきたい作家です。