にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村

フランスの人気作家、ギヨーム ミュッソ(Guillaume Musso)の紹介

f:id:letoilefilante:20160604120308j:plain

現在、ギョーム ミュッソ(Guillaume Musso)のCentral Parkを読んでいます。400ページを超える作品で、個人的にも忙しかったりして、読了までもう少しかかるので、私のお気に入りのギョーム ミュッソについて紹介したいと思います。

1974年生まれのミュッソの作品は以下の表の通りです。邦訳された作品が3作品と映画化された作品が1作あります。2004年からは毎年1冊づつ書いていますが、いずれもヒット作になっています。

タイトル 発行年 文庫化 日本語翻訳本 映画化 AmazonFr 評価 ボンボン 評価
Skidamarink 2001          
Et après.. 2004 2005 メッセージ、そして愛が残る(2010) 2009年映画化 3.9/214 読了 3
Sauve-moi 2005 2006 天国からの案内人(2009)   4.0/200 読了 3
Seras-tu là ? 2006 2007 時空を超えて(2008) 映画化予定? 4.3/160 読了 3
Parce que je t'aime 2007 2008     4.0/224  
Je reviens te chercher 2008 2009     3.9/156  
Que serais-je sans toi ? 2009 2010     3.6/133  
La Fille de papier 2010 2011     4.2/275 読了 4
L'Appel de l'ange 2011 2012     4.2/326 読了 4
7 ans après 2012 2013     3.3/257  
Demain 2013 2014     4.4/481 読了 4.5
Central Park 2014 2015     4.1/650 読中
L'instant présent 2015       3.6/325  
La Fille de Brooklyn 2016       4.0/205  

 

ボンボンも7作も読んでいます。最初の作風はロマンスっぽい感じだったけど、最近はサスペンスの要素が強くなって、私にはそっちの方が面白いですね。日本で言えば、宮部みゆき東野圭吾という作風です。Amazonフランスで最も評価の高かったCentral Parkは、やはりなかなか面白いです。

 

ギョームミュッソの作風で必須なのは、アメリカを舞台にした作品であること。特にニューヨークやサンフランシスコやボストンがよく出てきて、日本人にも馴染みやすかったりします。これは、ミュッソが19歳の時に、アメリカに憧れて、数ヶ月間アイスクリームショップでアルバイトしながらすごしたのがベースになっています。同じように、フランスの人気作家、マークレヴィ(Marc Levy)もアメリカを舞台にした小説を書いています。二人ともとても人気があるのですが、個人的にはサスペンス要素の強いミュッソの方が好きです。

 

韓国では超人気作家のようで、必ずといっていいほど、翻訳本が出るようです。なるほど、韓流ドラマの急展開のサスペンス、ラブロマンスの要素を含んでいるので、納得できます。私は個人的に、ミュッソの作品が翻訳されたり、テレビドラマに採用されれば、とっても人気がでると思うのですが。。。

ということで、今後も応援していきたい作家です。