Guillaume Musso : La Jeune fille et la nuit
ギョーム ミュッソのLa Jeune fille et la nuitを読みました。
こちらの本はまだ日本語訳版は発売されていないようです。ミュッソは毎年1冊小説を書いていますが、この2つ前の『ブルックリンの少女』や1つ前の『パリのアパルトマン』とこの1つ後の『作家の秘められた人生』は邦訳されているのに、こちらだけされていないのは、評判がよくなかったからでしょうか?
Amazonフランスの評価を見ると、大体同じような評価のようです。
感想としては、この展開、もう飽きたかなぁというのが正直な感想ですが、後半は結構惹きつけられました。やっぱり、フランス語が比較的簡単で読みやすいのと、この後どうなるんだろうという先が知りたい衝動で、サクサクと読めるので、速読にはちょうどいいと思います。500ページ以上の長編でしたが、2週間ちょっとで読み終えました。
内容は、1992年と現在が舞台の話です。学生時代の恋愛模様や人間模様などと、親子の愛がテーマです。
あらすじ:
1992年、雪が記録的に降った南フランスの学校で、主人公の憧れの女学生がいなくなった。先生と駆け落ちしたのか?そして25年後、母校に戻ってきた主人公は、この事件をある事がきっかけに真相を探り始める。そして、起こる様々な事件と明らかになる驚くべき真相。
この本をおすすめしたい対象:
☆ミステリー好き
☆ミュッソ好きな方(ミュッソの作品では、La fille de papierが好きなんですけど、こちらも邦訳されてないみたいですね)
☆南フランスが舞台なので、そういう雰囲気を味わいたい方
昨年もいろいろ読みましたが、今年は読んだ本を記録としてアップしていきたいと思っています。