フランスの作家が、相撲と禅というコンセプトで書いた小説
エリック エマニュエル シュミットの100ページの中編小説。
初めてこの作者の本を読みました。
最初30ページくらいまでが読みにくく、何度やめようと思ったことか!知らない単語も沢山あって、フランス語力のなさを思い知らされました。
頑張って、中盤からは話が結構面白くなって、結局1週間で読み終えました。
日本人からすると、相撲はそれほどの精神論だけで勝てるスポーツではないとおもえるのだけど、背が低かった舞の海が、相撲ではあり得ないジャンプしたりして、身体の大きさが倍以上の相手を倒した。。というような場面を思い出したり。禅をマスターし、太れないながらも相撲で成功し、その後、自分の人生に意味を見出していく若者の話。