Marc Levyについて紹介
今、Marc Levyの本を読んでいるので、筆者について紹介したいと思います。
マーク レヴィは、1961年にフランスのブローニャ=ビヤンクールで生まれます。18歳の時フランスの赤十字(レッドクロス)で仕事を始めます。瀕死の状態の人々を多く見てきたことで、「命があればこそ、希望は必ずそこにある」という亡き祖母の言葉をとどめ続けています。23歳から6年間、アメリカ サンフランシスコで生活します。その後、フランスに帰国し、1991年に友人らと共に建設事務所を設立します。息子のルイのために書きためていた物語を、姉で脚本家だったロレーヌ・レヴィの勧めで、出版社に送ったことで、作家デビューを果たします。その後、建築事務所を退職し、執筆活動に専念しています。
マーク レヴィの作品一覧です。
初期の作品は好評だったようで、日本語翻訳本が結構だされているようですが、最近の本は英訳はされているものの、日本語訳は出ていないようです。レビューでみると、2006年の「ぼくの友だち、あるいは、友だちのぼく」があまり評価が高くなかったようで、その後日本語翻訳が止まっているようですが、最近の作品はまた評価を盛り返してきているようです。
タイトル | 発行年 | 賞・翻訳 | AmazonFr 評価 | ボンボン 評価 | |
Et si c'était vrai… | 2000 |
Prix Goya du premier roman 夢でなければ |
映画化 | 3.8/329 | 読了 4 |
Où es-tu ? | 2001 | あなたを探して | ドラマ化 | 3.9/141 | 読了 3 |
Sept jours pour une éternité... | 2003 | 永遠の7日間 | 漫画化 | 3.5/113 | |
La Prochaine Fois | 2004 | 時間を超えて | 4.0/125 | ||
Vous revoir | 2005 | 4.0/121 | 読了 3.5 | ||
Mes amis mes amours | 2006 | ぼくの友だち、あるいは、友だちのぼく | 映画化 | 3.1/76 | |
Les Enfants de la liberté | 2007 | 漫画化 | 4.2/124 | ||
Toutes ces choses qu'on ne s'est pas dites | 2008 | 3.7/148 | |||
Le Premier Jour | 2009 | 3.7/138 | |||
La Première Nuit | 2009 | 3.7/153 | |||
Le Voleur d'ombres | 2010 | 4.2/173 | |||
L'Étrange Voyage de monsieur Daldry | 2011 | 4.1/172 | |||
Si c'était à refaire | 2012 | 4.0/204 | |||
Un sentiment plus fort que la peur | 2013 | 3.9/280 | 読中 | ||
Une autre idée du bonheur | 2014 | 4.4/209 | |||
Elle et Lui | 2015 | 3.9/233 | |||
L'Horizon à l'envers | 2016 | 4.1/152 |
マーク レヴィの本と以前紹介したギョーム ミュッソの本は、同時期に発売される傾向があるようで、アメリカを舞台にした内容だったり、読者のターゲットは、「深く考えずに気晴らしき読みたい男女」だったり。この2人はライバルと言えるでしょう。
マーク レヴィの本は読みやすいです。文庫本が出たら、評判が良さそうな「L'Horizon a l'envers」を読んでみたいです。