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Parce que je t'aime - Guillaume Musso

ギョームミュソのParce que je t'aime を読み終わりました。この本は2007年に出版された本で、うちで積読本になっていたものです。 ミュッソの本は、今まで10冊くらい読んでいます。文体が、読みやすいし、話の展開がテンポ良く、ページをめくりたくなる、続…

NO et Moi - Delphine de VIGAN

J'ai terminé un livre intitulé "No et Moi" écrit par Delphine de Vigan. Ce livre a remporté le Prix des libraires 2008 ainsi que le Prix Solidarité 2009.Le personnage principal de ce livre est Lou Bertignac qui a 13 ans possédant un QI de …

ガエル ファイエのPetit Pays、ルワンダの隣国ブルンジを舞台にした小説

2016年の高校生が選ぶゴンクール賞を受賞したGaël FayeのPetit Paysを読みました。 こちらの本は、加藤かおりさんによる日本語訳本も「ちいさな国で」というタイトルで出版されています。また、2020年3月には、同タイトルの映画も公開されており、筆者は次回…

Guillaume Musso : La Jeune fille et la nuit

ギョーム ミュッソのLa Jeune fille et la nuitを読みました。 こちらの本はまだ日本語訳版は発売されていないようです。ミュッソは毎年1冊小説を書いていますが、この2つ前の『ブルックリンの少女』や1つ前の『パリのアパルトマン』とこの1つ後の『作家…

Letitia Colombaniの2作目、Les victorieusesを読みました 

昨年、レティシア コロンバニ の La Toresse(邦題:三つ編み)が非常に面白かったので、今年の夏は、フランスに行った際に新作のLes victorieusesを入手し、読了しました。三つ編みは、30ヶ国語に翻訳され、現在映画化が進んでいるようです。 このLes vic…

Guillaume Musso : Un Appartement à Paris

ギョームミュソのUn Apparemment à Paris を読み終えました。536ページ 前作のLa Fille de Blooklyn のようなイヤミス系です。(2年前にLa Fille de Blooklynを読了しました。こちらは今では日本語に翻訳されて出版されています。) 「パリのアパートメント」…

Chanson douce: 2017年 ゴンクール賞受賞作

「Chanson douce」という本を読みました。この本は、もう日本語訳本「ヌヌ、完璧なベビーシッター」というタイトルで出版されています。 最初フランス語で読んでいたのですが、途中から早く読みたくなって、日本語で読んでしまいましたが、とても興味深かっ…

La Tresse インド、イタリア、カナダと異大陸の3人の女性が困難に立ち向かう、感動の名作

La tresse 作者: Laetitia Colombani 出版社/メーカー: Librairie generale francaise 発売日: 2018/05/30 メディア: マスマーケット この商品を含むブログを見る たまたま入ったフランスのフナックで平積みになってた書籍。期待通り、非常に興味深い内容だ…

Zakuro / Aki Shimazaki

Zakuro 作者: Aki Shimazaki 出版社/メーカー: Actes Sud 発売日: 2009/02/02 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 島崎あきさんのザクロを読みました。 こちらも大和の心シリーズの1冊で、5冊とも全部制覇しました。 文体が、シンプルで、…

「世界で一番素敵な場所はここ」というタイトルの、心癒されるファンタジー

「世界で一番素敵な場所はここ」という、長いタイトルの本を読みました。この本は、スペイン語が原作なのですが、フランスのアマゾンで非常にいいレビューが出ていたので、フランス語が原作かと思って間違って買ってしまったものです。 フランス語は読みやす…

島崎あきさんの和の心シリーズ、商社マンの恋を描いた「MITSUBA」

島崎あきさんの、第2弾「和の心シリーズ」の「MITSUBA」を読みました。こちらも前回のシリーズと同様に5冊から成ります。他にこの5冊中の「YAMABUKI」もすでに読了しているので、後日紹介します。 MITSUBAとは、トレーフル(フランス語で三つ葉という意味)と…

7歳の子供が学校で読む本、Le Talisman de Vannina

7歳の子が学校で読む本(CE1の学年向き)を読んで見ました。 話の舞台は、コルシカで、トルコ人がコルシカに現れては、盗みや人さらいをしていた頃の話です。 主人公のVanninaは、森で薪を集めている際に見つけた老女を救います。Vanninaの優しさに心打たれた…

このオチは!?納得できなかったサスペンス、ミュッソのL'Instant présent

このギョーム ミュッソのサスペンスは、最初は面白かったのですが、オチが最高につまらなかった!!最初の方は、続きが知りたくて、一気に読めますが。。。1週間くらいで読み終わりました。 amazonのコメントを見ても、私みたいにがっかりした人が多数(涙…

昨年、フランスで一番売れたサスペンス、La Fille de Brooklyn

ギョーム ミュッソのLa Fille de Brooklynを、半年くらい前に読みました。ああ、もう忘れてきている。。テンポの非常にいいサスペンスでした。 追い詰められていく描写が多く、ちょっとホラーにも似たこわさもあります。読み心地は、ちょっと悪いです(笑)…

大人も感動する9〜11歳向きの本「Momo, petit prince des Bleuets」

フランス語の先生に勧められて、教材として使った本です。 MOMOというのは主人公の男の子で、夏休み明けには中学生になる11歳の男の子です。本名はモハメド、移民の子供です。MOMOの家は貧乏子だくさん、父親は働かずぶらぶらしている。ピュアでいい子なの…

島崎あきさんのLe Poids des SecretのシリーズのHamaguriも読みました。

島崎あきさんのLe Poids des SecretのシリーズのTSUBAKIに続き、HAMAGURIも読みました。こちらは、ゆきこの幼なじみであり初恋の人である、ゆきおの視点で同じ”秘密”について描かれています。こちらも面白かったです。 島崎あきさんですが、彼女のインタビュ…

日本人作家がフランス語で書いた、シリーズ第一弾、Tsubaki

島崎あきさんという女性が、カナダに移住後、フランス語で本を書き始めました。 この本は、彼女の最初の作品です。Le Poids de Secretのシリーズから5冊でています。この本はそのシリーズの第一弾 おばあさん(ゆきこ)が、自分の幼い頃の秘密を、娘に託し…

Marc Levyのサスペンス。Si c'était à refaire

Marc Levy の Si C'était à refaire を読みました。久々の読書です。Delfテストを受けていたので、読書から遠ざかってましたので、読書に取りかかるのが、辛かったです。brocheで読んだので、トータル410ページでした。 以前読んだ、Le sentiment plus fort …

エリック エマニュエル シュミットの「モモの物語」の原作

エリック エマニュエル シュミットの「モモの物語」というタイトルで翻訳されている本の原作を読みました。"Monsieur Ibrahim et les fleurs du Coran" 、直訳するなら、「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」、その題名で映画化もされています。全75ペ…

絵本: CHEN Jiang Hong の「小さな漁師と骸骨」

今回は絵本を紹介します。日本で言えば、小学生1〜3年生向きくらいです。 それくらいの対象で、日本の絵本で好きなのは、スーホーの白い馬、ウェズレーの国、おしいれのぼうけん、モチモチの木などですね。絵も話の内容もとっても好きです。 この墨絵を基本…

Agnès Ledigの「幸せの少し前」を読破。やっぱり涙が。。。

以前、途中まで読んでいたAgnes Ledigの「Juste avant le bonheure」を読了したので、紹介します。全327ページ。英訳本、邦訳本共になし。 以前の記事は下で参照してください。 letoilefilante.hatenablog.com 本の前半のあらすじは上記のリンク参照 この本…

マルク レーヴィの本格サスペンス「恐怖より強い感情」

Marc Levyの「Un sentiment plus forte que la peur」を読み終えました。 369ページ。英訳本有り「Stronger than fear」、邦訳本無し。 マーク レーヴィの本は読みやすくて、気晴らしに最高という固定観念を覆すような、本格的なサスペンスで、正直、私には…

Marc Levyについて紹介

今、Marc Levyの本を読んでいるので、筆者について紹介したいと思います。 マーク レヴィは、1961年にフランスのブローニャ=ビヤンクールで生まれます。18歳の時フランスの赤十字(レッドクロス)で仕事を始めます。瀕死の状態の人々を多く見てきたことで、…

チベットと日本を舞台にしたフランスの漫画

はじめてフランスの漫画に挑戦してみました。家に旦那さんの漫画がたくさんあったのだけど、ほとんどはシリーズもので、ハードボイルド系だったりアステリックスだったり、あまり興味のないものが多かったのですが、その中で「ATSUKO」という日本人女性の名…

Anna Gavaldaの家族愛をテーマとした作品

5年以上前に買った、Anna Gavaldaの「L'échappée belle」を読み終え当時フランス語で読書をしようと思い、欧明舎のホームページを見て、お勧めされていたので買ってみたのですが、当時の私にはとても読み辛く、20ページくらいでギブアップしてしまいました。…

「パパは誰も殺さなかったよ」初心者でも挑戦できる、著名フランス人作家の自叙的エッセイ

Jean-Louis Fournierの「Il a jamais tue personne, mon papa」を読みました。全141ページ、66章に分かれてて、1章は1ページたらず。約半分が白紙という短いエッセイです。子供がパパの事を思い出しながら、色んなエピソードを交えながら、パパの人となりを…

ギョーム ミュッソのCentral Park、初めはサスペンス、途中驚きの急展開が!

ギョームミュッソのCentral Parkを読了しました。400ページを超える作品で、10日くらいかかりましたが、最後は一気に読んでしまいました。というのも、後半部で思いもよらないどんでん返しがあり。。。このラストは、サスペンス好きには物足らない”おち”で、…

フランスの人気作家、ギヨーム ミュッソ(Guillaume Musso)の紹介

現在、ギョーム ミュッソ(Guillaume Musso)のCentral Parkを読んでいます。400ページを超える作品で、個人的にも忙しかったりして、読了までもう少しかかるので、私のお気に入りのギョーム ミュッソについて紹介したいと思います。 1974年生まれのミュッソの…

涙なしでは読めない! Prix 2013 Maison de la Presseの本の悲しすぎる展開にちょっと中断。Juste avant le bonheur

Amazonフランスで、次に読みたい本を探していた時に、おすすめされている本があり、とても評価が高かったので、読んでみることにしました。日本でいう、本屋大賞のようなものもとっています。全327ページ。 まだ250ページくらいまでしか読んでいないのですが…

「100歳の少年と12通の手紙」という映画化された作品の原作

エリック エマニュエル シュミットの、Oscar et la dame roseを読み終えました。 この話は、余命幾ばくもない10歳の少年が、ローズおばさんに出会い、残りの12日間を神様に毎日手紙を書き、1日を10年と思い生きながら、最後は死を受け入れていくという話です…